PAGE TOP

クレプトマニアの弁護

クレプトマニアの弁護

クレプトマニアの弁護

当事務所では、クレプトマニアの弁護活動を専門的に取り扱っています。

ライン

クレプトマニアとは

クレプトマニアとは

クレプトマニア(「病的窃盗」とか「窃盗癖」とも呼ばれています)とは、ものを盗みたいという衝動を抑えることができずに万引きを繰り返してしまうという精神障害です。

クレプトマニアの方は、経済的に困窮しているわけでもなく、職業的な犯罪者でもありません。万引きによって得られるものより、失うもののほうがはるかに大きいのに、割に合わない万引きを繰り返します。


クレプトマニアの窃盗の態様は、主に、以下のような「万引き」です。


例えば

  • ● スーパーで食料品等を万引きする
  • ● 書店で本を万引きする
  • ● CDショップでCDやDVDを万引きする
  • ● 百貨店で洋服を万引きする
ライン

クレプトマニアの診断基準

クレプトマニアの診断基準

アメリカの精神疾患の診断基準である「DSM-Ⅳ-TR(2000年)」には、クレプトマニアの診断基準として以下の5つが記載されています。ただし、クレプトマニアにあたるかどうかは、専門の医師による診断を受けることが必要です。

診断A 個人的に用いるのでもなく、またはその金銭的価値のためでもなく、
物を盗もうとする衝動に抵抗できなくなることが繰り返される
診断B 窃盗におよぶ直前の緊張の高まり
診断C 窃盗を犯すときの快感、満足、または解放感
診断D 盗みは怒りまたは報復を表現するためのものでもなく、
妄想または幻覚に反応したものでもない
診断E 盗みは、行為障害、躁病エピソード、
または反社会性人格障害ではうまく説明されない。
ライン

クレプトマニアの特徴

クレプトマニアの特徴

クレプトマニアには、以下のような特徴があると言われています。

  • 1.男性よりも女性が多い。
  • 2.クレプトマニアの他に、過食症や拒食症といった「摂食障害」、
      「うつ病」、「アルコール依存症」等、別の精神障害を合併することが多い。
  • 3.家族関係にトラブルを抱えている人が多い。

クレプトマニアの弁護

ラインクレプトマニアの弁護

クレプトマニアはものを盗みたいという衝動を抑えることができずに
万引きを繰り返してしまうという精神障害ですから、反省を促したり、
刑罰の威嚇を与えてみたりしても、再犯を防止する効果は乏しいのです。

クレプトマニアが精神障害である以上、再犯を防止するためには、
何よりも適切な治療が必要です。
当事務所では、クレプトマニアの方やご家族を、専門的な医療機関や、

自助グループにつなげるなど、クレプトマニアから回復するための
環境整備をお手伝いします。そして、いたずらに刑事罰を与える

のではなく、社会内で適切な治療を受けることこそが再犯防止に
つながることを捜査機関や裁判所に理解してもらえるよう弁護活動に
取り組みます。

ライン

弁護活動の実績

弁護活動の実績

当事務所では、これまで数多くのクレプトマニアの弁護活動をしています。
弁護活動の実績の一部をご紹介します。

事例1.罰金事例(奈良県・20代男性)/直近前科:罰金

  • 〇病     状:ADHDの疑い+窃盗癖
  • 〇事 案 の 概 要 :書店で本(合計約5千円相当)を万引き、罰金前科あり
  • 〇弁護活動の結果:罰金の略式命令

事例2.再度の執行猶予事例(奈良県・60代女性)/(平成25年(わ)第296号窃盗被告事件・奈良地方裁判所平成26年2月3日判決)

  • 〇病     状:窃盗癖
  • 〇事 案 の 概 要 :前刑で窃盗罪(万引き)により懲役1年3年間執行猶予の
             判決を受け、その執行猶予期間中に万引き再犯
  • 〇弁護活動の結果:懲役1年執行猶予5年(再度の執行猶予)

事例3.大幅な減刑事例(兵庫県・50代女性),(平成26年(わ)第7号窃盗被告事件・神戸地方裁判所平成26年6月19日判決)

  • 〇病     状:アルコール依存症+窃盗癖
  • 〇事 案 の 概 要 :前刑で懲役1年6月5年間保護観察付き執行猶予の判決を受け、
             その執行猶予期間中に万引き再犯
            (法律上執行猶予が不可能な事案)
  • 〇弁護活動の結果:懲役2年の求刑に対し、懲役8月の判決
ライン

メディア掲載

メディア掲載
  • 〇クレプトマニアの控訴審に関する記事
    •   平成25年3月24日・日本経済新聞朝刊(関西版)
    •   担当:亀石倫子弁護士

  • 〇クレプトマニアの一審に関する特集
    •   平成26年6月19日・毎日放送「VOICE」
    •   担当:亀石倫子弁護士
ライン