弁護士法人 大阪パブリック法律事務所
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妻の連れ子に対する傷害・監禁で逮捕・勾留されたが、不起訴となった事案

被疑者の方は、妻と共謀して、妻の連れ子に対して傷害・監禁をした疑いで逮捕・勾留されました。
被疑者の方は、弁護士が接見に行くまで、容疑を否認していました。

しかし、被疑者の方の話をよく聞くと、複雑な事情がありました。
そのお子さんは、生まれてから数年間、母親と離れて乳児院などの施設で生活していたこと。
被疑者の方と妻が、お子さんを引き取るために環境を整えるなど、さまざまな努力をして、ようやくお子さんを施設から引き取ることができたこと。
お子さんには、長期間施設で生活していたためか、こころに障害があり、子育てに大変な苦労をしてきたこと。
そのようななかで、被疑者の方と妻は悩み、時にはお子さんに手をあげてしまったこともあったこと。

お子さんは、親に叩かれたことがあると警察で話しているようでしたし、実際にお子さんの体には、あざがあるようでした。

私は、否認するのではなく、すべてをありのままに話したほうがよいと考え、長い時間をかけて被疑者の方と話し合いました。
被疑者の方は納得し、それまでの方針を変えて、すべてを正直に話すことにしました。

その後、捜査を担当する検察官は、長時間かけて被疑者の方の話を聞き、供述調書を作成しました。

結局、被疑者の方は釈放され、不起訴処分となりました。
被疑者の方は「正直に話してよかった」と言ってくれました。

この事案のように、取り調べにどのように対応をするかを早い段階で決定することが良い結果につながることは、よくあります。
その際、方針を誤らないことが重要です。
そして、方針を誤らないためには、刑事弁護の経験と知識が豊富な弁護士のアドバイスが不可欠です。

任意で取り調べを受けることになったり、逮捕・勾留されてしまった場合、ぜひ刑事弁護専門の当事務所にご相談ください。

(亀石倫子弁護士担当事案)